ゲノム編集先端 人材育成プログラム

メッセージ

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  • プログラム機構長
    越智 光夫 広島大学長

    広島大学は、平成30年度に文部科学省「卓越大学院プログラム」事業に採択され、社会にイノベーションをもたらす博士人材の育成を目的として、博士課程前期・後期を一貫した学位プログラム「ゲノム編集先端人材育成プログラム」を実施してまいりました。
    令和7年度からは、補助期間終了後の自走化フェーズへと移行し、これまでに培ってきた教育・研究基盤を礎に、本学独自の取り組みとして本プログラムを発展させています。 また、本プログラムの修了生がアカデミアや産業界の各分野で活躍するなど、人材育成の面でも着実に成果が蓄積されています。

    ゲノム編集は、人工のDNA切断酵素(ゲノム編集ツール)を用いて多様な生物のゲノム情報を書き換える革新的なバイオテクノロジーであり、近年では基礎研究に加え、バイオ燃料開発、品種改良、創薬などの産業利用や医療応用へと展開が進んでいます。 その社会実装にあたっては、倫理的・社会的課題にも十分配慮しつつ、世界を先導する研究開発と人材育成を一体的に推進することが不可欠です。

    本学には、国内トップクラスのゲノム編集研究実績を有し、一般社団法人日本ゲノム編集学会を運営する中心研究者が複数所属しています。 さらに、科学技術振興機構(JST)の共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT) において、新型感染症、食料問題、カーボンゼロ等の社会課題を解決するために、生物機能を最大限に引き出す「Bio×Digital Transformation(バイオDX)」をコンセプトにした産学共創を推進し、広島からSDGs達成に貢献するバイオエコノミー社会の実現を目指しています。

    本プログラムの理念に共感し、ともに新産業の創出と未来社会の構築に挑戦する多様な人材の参画を心より期待しています。

  • プログラム責任者
    島田 昌之 理事・副学長
    (教育・平和担当)

    本プログラムは、国内外のトップクラスのゲノム編集研究者が参画するカリキュラムを通じて、バイオ分野における新産業創出をリードする人材の育成を目的としています。 新産業創出を志向する「ライフサイエンス5年コース」と、疾患研究・ゲノム編集治療・創薬分野を対象とする「メディカル4年コース」の2コースを設置し、ゲノム編集の基礎から応用までの体系的な知識と技術の修得を図っています。 また、ELSI教育や京都大学iPS細胞研究所でのインターンシップ、海外機関での研究活動など、多様な学修機会を組み合わせた実践的教育を展開しています。

    広島大学はこれまでゲノム編集分野で優れた研究実績を積み重ね、高い評価を得てきました。本プログラムでもその強みを基盤に、産学官民ネットワークを活用し、最先端研究を通じて社会課題解決力の育成を目指しています。
    今後も教育内容の充実と発展に努め、履修学生が世界で活躍できる実践力と行動力を育めるようプログラム運営に尽力してまいります。

  • プログラムコーディネーター
    山本 卓 教授
    (ゲノム編集イノベーションセンター) 

    ゲノム編集は、食料・エネルギー・病気の治療といった人類の根源的な問題を解決するために、産業利用を積極的に進める必要がある技術です。 広島大学は、2012年にゲノム編集コンソーシアム、2016年には本学の研究者を中心とした日本ゲノム編集学会を設立し、ゲノム編集の分野を長年牽引してきました。

    ゲノム編集の世界市場は、生命科学研究、バイオ産業、動物や植物の品種改良、医療及び創薬分野等、多分野で急成長が見込まれており、技術開発競争は厳しさを増しています。 その中でも、国内のゲノム編集研究拠点としての実績を有し、多様な機関との連携が可能な本学であれば、国内屈指の学びを得られるでしょう。

    ゲノム編集の発展を共に切り拓いてみませんか。